みらいあんでは健康長寿を目指して、不安なくイキイキとした生活を皆さまにご提供すべく、福岡市の後援を得て「みらいあん健康生活講座」を開催しております。11月12月の2カ月間で2講座4テーマを予定しており、様々な分野の講師をお招きし講演を行っていただきます。
健康にイキイキとした生活を送るためにヒント
体の不調との向き合い方
健康寿命を伸ばしたい!
毎回の講座では、たくさんの質問が飛び交い多くの知識を得ることができます。個人的に悩みを抱える方は、講師に直接相談することも可能です。
この機会にぜひご参加お待ちしております。
【健康生活講座 開催情報】
会場:福岡市NPOボランティアセンターあすみん
住所:福岡市中央区今泉1-9-22 天神クラス4F
時間:14:30〜16:30
参加費:1000円
定員:50名
健康ピラミッド〜豊かな睡眠〜
講師:坂本ちづる(健康管理士・リンパ整体師)
福岡市大橋地区で女性専用フィットネスジム運営されている「5RICH」代表の坂本ちづる先生にお越しいただき「健康ピラミッド〜豊かな睡眠〜」をテーマに講演いただきました。
5RICHでは「健康ピラミッド」という考え方を用いて、人々の健康維持のお手伝いをされております。健康ピラミッドとは、健康維持にはセルフケアやストレスの緩和、食事・睡眠・運動という土台があってはじめて成されるものであり、各要素を改善していくことで「健康」な生活を手に入れるという考え方です。
今回の講座では、その土台部分である「睡眠」について語っていただき、参加者からも日頃抱える「睡眠」についての質問も飛び交うなど、活発で楽しい講演となりました。
「睡眠」は、身体を回復させる浅い眠りである「ノンレム睡眠」と精神を回復させる深い眠りである「レム睡眠」に分かれます。私たちは眠りにつくと、この2つの睡眠を何度も反復しながら心身ともに疲労回復を図っています。
睡眠の質を向上させるには、複数回反復する2種類の睡眠のうち、就寝後にまず最初にやってくるレム睡眠(深い眠り)をより深く再現することが重要です。
どうやって、この深い眠りを実現していくかということが、睡眠の質を向上する鍵となってくるのです。その答えは「メラトニン」というホルモン物質にあります。メラトニンというのは、睡眠導入物質なんですね。多くのメラトニンが体内で生成されることで、人々は深い眠りへと誘われ、質の高い睡眠を実現することができるようになるのです。では、どのようにすれば「メラトニン」は体内で多く生成されるのでしょうか?それには、5つのポイントがあります。
①朝日を浴びる
起床時にカーテンを開けて、朝日を体中に浴びましょう。瞳が太陽の光を認識すると体内では副交感神経優位から自律神経優位へ変化していきます。それと同時に、セロトニンという幸せホルモンが生成され始めます。セロトニンとメラトニンの量は相関関係があるため、朝日を浴びてたくさんのセロトニンが生成されると就寝時に生成されるメラトニンの量も自然と増えてきます。
②朝食をとる
朝食をとることもセロトニンを生成する一つの刺激になります。また、朝食で果物や野菜、タンパク質などをバランス良く摂取することで、体中に栄養素が回りはじめ活力が湧いてきます。
③就寝前60-90分に入浴する
入浴すると体の深部体温が上昇します。入浴後60分程度で深部体温は急降下しはじめ、その際にメラトニンが多く生成されることでスムーズに入眠することができます。
④就寝前にカフェイン・アルコールを控える
寝酒をしないと眠れないという方もいらっしゃるかもしれませんが、質の良い睡眠をとるためには逆効果。就寝前にカフェインやアルコールを摂取すると、メラトニンの量が減ってしまい、寝ても疲れがとれないということになってしまいます。
⑤満腹な状態で眠らない
ご飯を食べた後は、血流が胃に多く向かってしまい、その状態で眠ってしまうとメラトニンの量が減衰してしまいます。また、胃もたれなどの原因にもなり別の症状として体調不良を引き起こしてしまいます。どうしても食べたい場合は、スープや湯豆腐などの消化の良いものを摂るようにしましょう。
この5つのポイントを抑えることで、体内では多くの「メラトニン」が生成され睡眠の質の向上に繋がっていきます。今日から実践できることばかりだと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
心の健康を保ちましょう〜明るい老後を送るための資産運用〜
講師:三浦邦江(ファイナンシャルプランナー)
「心の健康を保ちましょう〜明るい老後を送るための資産運用〜」と題し、老後資金をどんな形で運用するのかについてIFA独立系ファイナンシャルアドバイザーである三浦氏にお話いただきました。
三浦氏はみらいあん理事として活躍する一方で、IFAという金融機関からは独立した立場で顧客と向き合い、中立した視点から金融商品を提案できるということを強みとし、高齢者だけでなく資産運用に悩みを抱えた多くの人々の支援を行っています。
今回の講座では、投資信託を中心とした資産運用についてお話いただきました。セミナー後半からは、参加者同士が自身の資産運用について話し合い、座談会のような雰囲気で進行しました。投資という「リスク」が伴う商品だからこそ、日頃から自発的に学ぶ必要性を強く感じる講演となりました。
超低金利時代の日本において「預金」という選択肢は「資産を守る」という意味合いしかなく、資産運用をする中で「資産を増やす」という意味は持ちません。しかし、日本国内において自身の資産をどのように運用しているかを問うと、その回答の50%以上は「預金」と返ってきます。それが悪いわけではありませんが、一生懸命働いて手にした「お金」は銀行に入れていても、ほとんど増えることありません。
資産を増やすためには「お金」に働いてもらう必要があります。その「お金」に働いてもらう方法のひとつが「投資」です。当然、投資にはリスクも伴いますが「預金」にはほとんど無かった「リターン」を得ることも可能です。しかしながら「リスク」という部分に注目してしまい、なかなか投資に踏み出せない人が多くいることも事実です。
資産の損失というリスクを軽減する方法はいくつかあります。その一つに「ドル・コスト平均法」を用いた運用方法があります。「高い時に買って、安いときに売ってしまう」この場合は大きな損失を計上してしまいます。そうならないために、毎月定額を長期間にわたって投資することで、買付価格を平均化し、売却時に損失を計上しないようにすることができるのです。
リスクを軽減する方法を知り「投資」をスタートさせたい!と思ったところで、次に何に投資をすればいいのかを迷うのではないでしょうか。投資といっても「株式」「債券」「外貨」「REIT」「仮想通貨」など複数の種類が存在しています。投資する種類を決めたところで、どのタイミングで買って、どのタイミングで売ればいいのかという判断を自身でするには難しいかもしれません。
そういった方におすすめなのが「投資信託」です。投資信託はファンドに所属する投資のプロたちが運用してくれる商品です。自分で個別の株式を運用したり、債券を購入する必要はありません。国内だけではなく海外の株式や債券を運用し、大きな利益を出しているファンドも数多く存在しています。
老後の資産形成の一つの選択肢として「投資信託」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。国内はもちろんですが、世界へ投資することで、自分の中で閉じこもりがちな老後から世界に関心を向けることができ、新たな発見があるかもしれません。ただ単に、お金を増やしたいという意味だけでなく、世の中の変化や世界情勢についてのアンテナを張りつづけることは、これからの時間をいきいきと過ごすための活力になるかもしれません。
次回「みらいあん健康生活講座」は12月11日(月)に開催いたします。
ぜひこの機会にご参加ください!
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