応援ヒーロー ガンバ李α
ガンバ李α(吉田和宏) / 応援HERO
2年ぶりの大雨特別警報が発令されて、昨夜から午前中にかけて福岡の街には激しい雨と雷が鳴り響きました。空は真っ黒な雲に覆われ、午前中というのに薄暗くどんよりとした空気の中…1人のヒーローがRKBに舞い降りました!
その名は…「応援ヒーロー ガンバ李α」
さぁ、今日も元気に始まります。「5分でわかるみらいあん!」本日は粕屋町を拠点として活動する応援ヒーロー「ガンバ李α」こと吉田和宏さんです。
吉田さんはスーツアクターとしてのキャリアを活かし「誰かの役に立ちたい!」と2021年からガンバ李αとしての活動をスタートしました。
みらいあんが主催、参加するイベントに出演いただいては、多くの子どもたちに囲まれる光景を何度も目にしています。その度に、ヒーローの力の偉大さを感じさせられます。
ガンバ李αとして認知度向上に力を入れている「ヘルプマーク」の紹介と、もっと多くの人に知ってもらうための「富士山登頂プロジェクト」について、お話をしていただきます。
ヒーローでも緊張してしまうんですね。
「緊張すると早口になってしまうんですよね。今日はゆっくりと話して、みなさんに伝わることが目標です!」
緊張気味の吉田さんの隣には、応援忍者「ガイ」をつとめる奥様の理恵さん。いつもはみんなを応援するヒーロー「ガンバ李α」。今日は応援忍者「ガイ」が吉田さんをしっかり応援していますよ!
そして、時刻は放送10分前
ヒーローはゆっくりと席を立ち、スタジオに向かいます。その背中は先程までの緊張していた姿と違い、勇ましいヒーローの姿へ変わっていました。
「5分でわかるみらいあん!」スタートです!
ラジオの出演は今回で2回目になります。前回は、生まれながらに聴覚に障がいを持っている息子の為に「ガンバ李α」をはじめたこと、そして『ヘルプマーク』の認知を広げるための活動をしていることをお話させていただきました。
今回は『ヘルプマーク』のさらなる認知度向上のためのプロジェクト:富士山登頂プロジェクトについてお話させていただきます。
『ヘルプマーク』のことを知らない方も多いので、少し説明をすると『ヘルプマーク』とは十字とハートの絵が描かれた赤いカードのことです。
カードを持っている人は外見からはわからない障がいや疾病を抱えています。カードを身につけることで周囲に配慮を必要とすることを伝え、援助を得やすくなるように考案されたマークなんですね。
ガンバ李αとして『ヘルプマーク』を知ってもらうために積極的に活動していますが、実はほんの数年前まで、わたしも『ヘルプマーク』の存在を知りませんでした。
生まれつき聴覚に障がいをもった息子・次男が誕生してから、その存在を初めて知ることになったんです。
目に見えない障がいを抱える人は、外見は健康的で私達と何も変わりません。だからこそ、支援が必要なときに声を上げることも、周りが声を掛けてあげることも難しいんですね。『ヘルプマーク』は、そんな両者のコミュニケーションを円滑にして、相互理解と思いやりのある社会づくりに貢献する、価値のあるツールなんです。
最近では各自治体の後押しもあり『ヘルプマーク』を街中で見かけるようになってきました。
『ヘルプマーク』を身に着けている人と会ったときに、みなさんに気をつけてほしいことがあります。それは、急に「大丈夫ですか!」と声を掛けないでください。
『ヘルプマーク』を持っているからといって、常時援助を求めているわけではありません。また、人によっては、急に話しかけられたことでパニックを起こす方もいらっしゃいます。まずは、傍らで見守ってあげて、なにか困った様子があれば「大丈夫ですか?なにかお手伝いしましょうか」と声を掛けてあげてください。
障害のあるなしに関わらず人々がお互いを気に掛け、助け合える社会の実現に向けて、まずは『ヘルプマーク』を広く周知していきます。
地域の垣根を越えて、全国的に『ヘルプマーク』を周知するために今年も「富士山登頂」にチャレンジしてきます。日本一の高さを誇る富士山にガンバ李αとして登頂し、その頂きで『ヘルプマーク』ののぼり旗を掲げます。その様子はInstagramなどを通して、全国の人々に届けていきたいと思っています。
昨年の初チャレンジでは、登頂には成功したものの台風の接近もあり、思うような活動はできませんでした。再チャレンジの意味を込めて、8月2日に全国の方へ熱い想いをお届けします。
ヒーローは諦めません!何度も挑戦しますよ!
応援よろしくお願いします!
「2度目の出演でしたけど、やっぱり緊張しましたね…」
前室では緊張している様子ではありましたが、収録がスタートすればやっぱりヒーローでした。堂々とした話しぶりで、早口になることもなく、リスナーの方々にも想いは伝わったと思います。
「スタッフの皆さんやみらいあんさんが明るい雰囲気でバックについてくれたので、とても楽しい収録でした。ありがとうございました」
裏方で放送を支えるスタッフや関係者へ深く一礼したヒーローの姿に、吉田和宏としての人間性が強く伝わってきました。
機敏な動きやアクションができる人間が、ヒーロースーツを着ただけでは本物のヒーローにはなれません。ヒーローには、その中に秘めた強い想いや何事にも挫けない強さが必要です。純粋で真っ直ぐな心を持ち、諦めない精神をもった吉田和宏こそが本当のヒーローなのだと改めて感じた一日でした。
昨年のリベンジを果たすべく、今年も「富士山登頂」へ再チャレンジします!
富士山の山頂で『ヘルプマーク』の旗を掲げ、さらなる周知を目指します!
このプロジェクトを達成するためには、わたしだけの力では限界があります。プロジェクトに賛同いただける方々からの温かい支援をお願いしています。詳細は下記チラシをご確認ください!
応援よろしくお願いします!