「たくさんの人に来てもらえるっちゃろうか…」
コロナウィルス蔓延によるイベント中止から3年ぶりの開催となる「ぶらウォーク福岡」。主催・運営する「みらいあん」では、久しぶりの開催にワクワクする気持ちとともに、かすかな不安を抱えながらこの日を迎えました…。
心配した天候は、昨日の曇天とはうってかわって青空がどこまでも続いています。到着した春日公園では、すでに多くの人々がランニングやウォーキングを楽しんでおり、秋の訪れを感じさせてくれる爽やかな風が、晩夏の春日公園を駆け抜けていきます。
気がかりだった参加者数ですが、取り越し苦労だったみたいですね。受付開始時間の8時になると、色とりどりのスポーツウェアを身にまとった参加者たちがぞくぞくとやってきます。
「ぼく。いくつ?」
「6歳!」
小さな子どもたちや高齢の夫婦。コロナ禍では気兼ねなく交流することさえできなかった人々が、初対面でも楽しそうに会話している姿を見ると「ふれあい」が戻ってきたことに大きな喜びを感じてしまいます。
「ぶらウォーク」は、みんなで歩いて健康増進を図ることは当然ですが、様々な世代との繋がりができたり地域で孤独や孤立を感じている人々の交流の場として大きな役割を担っていることを再確認できました。
「みんなで日本一周を目指してウォーキング!」
ぶらウォーク福岡は「NPO法人福岡終活・相続支援センターみらいあん」が主催となり、5年前の2018年5月にスタートし、今回の開催で22回目を迎えます。
① 人生を全うするためには「健康である」と前提に立ち、ウォーキングを通じ、日常的な啓発をうながす
② バラバラ個々の願いを一つに集結し、人と交流することにより明日への生きる活力とする
③ ひとりでは決して達成できない日本一周ウォーク、みんなと手と手をたずさえ達成することで生きる自信と励みとする
3つの目的を掲げてスタートしました。目的にもあるように「歩いて日本一周」をみんなで達成するということを一つの到達点としています。日本一周を達成した折には、参加時にみなさんから書いて頂いた「願い事」シートを旗にして、太宰府天満宮へ奉納し「願い事」の成就を祈願します。
これまでの21回の開催で参加者が繋いできた距離の合計は4000kmをこえ、福岡から出発し北海道宗谷岬に到着しています。日本一周まであと半分!「日本一周完歩」というみんなの願いと、参加者それぞれの願いを込めて一歩一歩楽しく進んでいけるイベントになっています。
今回のイベントは、内閣官房の推し進める「孤独・孤立対策 官民連携プラットフォーム」に承認され、モデル事業として認定されています。地域で「孤独・孤立」をひとり抱えながら生活している人は、目には見えづらいですが多くいらっしゃいます。「ぶらウォーク福岡」は、そんな孤独を抱える方々の『集える場』であり、そこで出会った人々と『つながれる場』でありたいと思っています。
① 受付【8:00〜】
願いごとシートを記入し、参加登録をします
② 準備運動【8:10〜】
坂本先生を迎えて、みんなで楽しく準備運動
③ 記念撮影【8:20〜】
願いの旗を中心に、みんなで記念撮影!
④ スタート【8:30〜】
それぞれのペースでウォーキングスタート!
⑤ ゴール【10:30】
お疲れ様でした!1〜3周を歩いてゴール!
⑥ お楽しみ抽選会【11:20〜】
抽選会も盛り上がりました!!
⑦ 解散【12:00】
次回のご参加お待ちしております
たくさんの笑顔をありがとうございました!
次回「ぶらウォーク福岡」は
11月19日(日)大濠公園を予定しています!
次回は【つなぐ看護師.com 村本さん】