みらいあんとしての「こども食堂」開催も4回目となりました。前回は清水地区の「ハカタマーケット」様にご協力いただき「こども食堂」を実施しましたが、今回はより多くの子供たちの支援に繋がればという思いで福岡市内2箇所での開催となりました。
1箇所目の会場は吉塚商店街の中にある「リトルアジアマーケット」
外国からの居住者も多い吉塚地区ならではの異国情緒溢れた商店街です。商店街の通りには無数のランタンが飾られ、インドやネパール、韓国などの飲食店も軒を連ねています。リトルアジアマーケット内にも、インドの神様「ガネーシャ」が鎮座しており「こども食堂」の成功を祈ってみました。…ヒンディー語ではなく日本語でしたが何とか通じたようです―。
2箇所目の会場は青木様邸。みらいあんの「こども食堂」事業に共感いただき、御本人から直接所有する物件を「こども食堂の会場に」と快く貸していただきました。来場いただいた方からは「竹下地区はこども食堂がないから、今後も頑張って続けて行ってほしい」とエールをいただきました。地域の人々からの声は、我々の励みにもなります。「こども食堂」を継続していく難しさはありますが、皆様からのエールを励みに尽力していきます。
雲ひとつない秋晴れの空の下で、みらいあんこども食堂開催日です。
今回は2箇所の会場で同時開催になるため、料理の準備も大忙しです。提供するメニューはみんな大好きなカレーライス。朝から会員みんなで準備に取り掛かります。準備するカレーの量はなんと100食分!厨房には大きな両手鍋が整然と並び、その傍らではじゃがいもや人参、たまねぎが几帳面に切り分けられていく音が心地良く響いています。男性陣は不慣れな調理に苦戦しながらも、お肉を炒めたり玉ねぎの皮を剥いたりと与えられた役割に集中。大鍋でたくさん作ったからなのか、愛情がふんだんに詰まっているからか、無事時間内に美味しいカレーが出来上がりました。
出来上がったカレーは会場に届けられて14時の開始時刻になんとか間に合いました。吉塚会場では、スタートと同時に多くの子供たちが「カレーちょうだい」と流れ込みます。友達同士でおしゃべりしたり、学校の話で盛り上がったりと楽しそうな笑い声が会場内を満たしています。
こども食堂は子供たちだけではなく、大人やご年配の方にとっても世代を越えた交流をつくる場としての役割を持ちます。コロナ禍で分断された地域コミュニティの再構築を願い、今後も「こども食堂」をつづけていきます。
次回の「こども食堂」は11月18日(土)開催予定です
詳細は追ってHP上に掲載いたします
次回は【スキルアップセミナー】